
皆さんこんにちは!
北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っている
有限会社伊藤塗装店、更新担当の富山です。
どんなに高級な塗料を選んでも、下地処理を怠れば塗装は長持ちしません。
むしろ数年で剥がれやひび割れが発生し、再施工のコストがかかってしまいます。
ここでは塗装工事の基礎ともいえる下地処理について詳しく解説します。
塗装前に行う下地処理は、大きく以下の流れで進みます。
高圧洗浄(汚れ・苔・カビを除去)
旧塗膜の除去(浮き・剥がれ部分を削る)
ひび割れ補修(コーキングや樹脂で補修)
研磨・ケレン(鉄部のサビ落とし)
シーリング打ち替え(隙間の防水処理)
▶︎ これらを徹底することで、塗料の密着性が高まり、施工後の耐久性に直結します。
外壁や屋根は長年の雨風で汚れや苔、カビが付着します。
これを高圧洗浄で落とさなければ、塗料はしっかりと付着しません。
特に屋根の苔は厄介で、残ったまま塗装すると下から浮き上がってしまいます。
外壁にクラック(ひび割れ)がある場合、必ず補修を行います。
放置すれば雨水が侵入し、内部腐食や雨漏りの原因に。
また、古い塗膜が剥がれている部分も、サンダーやケレンで丁寧に除去する必要があります。
鉄骨や鉄柵などの塗装では、サビ落としが最重要。サビが残ったまま塗装すると、すぐに再発してしまいます。
ケレン作業は「1種〜4種」に分類され、必要に応じてサンドブラストや電動工具も用います。
外壁材のつなぎ目やサッシ周りは、シーリング材で防水処理されています。
経年劣化で硬化・ひび割れが起きるため、新しく打ち替えなければ意味がありません。
施工後すぐに塗膜が剥がれる
ひび割れからの雨漏り
内部構造の劣化・腐食
数年で再塗装が必要になり、費用が2倍に
▶︎ 下地処理は見えにくい部分ですが、ここを省略する業者は要注意です。
下地処理を終えたら、まず**下塗り(プライマー)**を行います。
これは塗装と下地をつなぐ接着剤の役割を果たし、仕上げ塗料の性能を最大限に引き出します。
塗装工事は「塗料選び」以上に「下地処理」で結果が決まります。
高圧洗浄で汚れを落とす
ひび割れや剥がれを補修
サビや古いシーリングを除去
適切な下塗りで仕上げ塗料を活かす
この一連の流れを丁寧に行うことで、塗装は10年、20年と耐久性を発揮するのです。
次回もお楽しみに!
弊社は北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っております。
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
有限会社伊藤塗装店では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく
ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
皆さんこんにちは!
北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っている
有限会社伊藤塗装店、更新担当の富山です。
塗装工事と一口に言っても、実際には「どの塗料を選ぶか」で仕上がりや耐久性、コストは大きく変わります。
塗料は建物を守る鎧であり、環境や使用目的に合った選定が不可欠です。
今回は、代表的な塗料の種類とそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
アクリル塗料は、かつて住宅塗装で広く使われてきた最も一般的な塗料です。
特徴:発色が良く、カラーバリエーションが豊富。施工費用も安価。
耐久性:3〜6年程度と短め。
向いている用途:コストを抑えたい小規模建物や、短期間だけ使用する施設。
▶︎ 現代では耐久性の高い塗料が増え、外壁用途では減少傾向にありますが、仮設建物や内装などではまだ選ばれるケースがあります。
ウレタン塗料は、弾力性と付着力に優れ、幅広い場面で使われてきました。
特徴:光沢があり、美しい仕上がり。柔軟性が高く細かい部分にも施工しやすい。
耐久性:6〜10年程度。
向いている用途:戸建住宅の外壁や鉄部・木部など、多用途。
▶︎ 現在ではシリコン塗料に押され気味ですが、部分補修や下地との相性が重要な箇所では根強い人気があります。
シリコン塗料は現在、最も選ばれている外壁塗料といえるでしょう。
特徴:コストパフォーマンスが高く、耐候性に優れる。汚れに強くメンテナンスが楽。
耐久性:10〜15年。
向いている用途:住宅の外壁、屋根、マンション共用部など幅広く活用可能。
▶︎ 「迷ったらシリコン」と言われるほど、バランスに優れた塗料です。
フッ素塗料は耐久性に非常に優れ、公共施設や大型建築で多く採用されています。
特徴:紫外線や酸性雨に強く、長期間美しさを維持できる。
耐久性:15〜20年以上。
向いている用途:橋梁やビル外壁、学校・病院などメンテナンスが難しい建築物。
▶︎ 初期コストは高めですが、長期的に見ればトータルコストを抑えられるケースも多いです。
近年は性能に特化した塗料も増えています。
断熱・遮熱塗料:夏の室内温度を下げ、省エネに貢献。
光触媒塗料:紫外線で汚れを分解し、セルフクリーニング効果を発揮。
無機塗料:ガラス成分を含み、耐久性が20年以上とされる高機能塗料。
▶︎ 建築の目的や地域環境に応じて、最適な塗料を選ぶことが重要です。
塗料選びは、「耐久性・コスト・目的」 の3点を軸に考えると失敗しません。
・安価で短期利用ならアクリル
・バランス型ならウレタン
・現在の定番はシリコン
・長寿命重視ならフッ素や無機系
建物のライフサイクルコストを見据えて、最適な選択をすることが塗装成功の第一歩です。
次回もお楽しみに!
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『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
有限会社伊藤塗装店では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく
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北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っている
有限会社伊藤塗装店、更新担当の富山です。
前回は「やりがい」についてお話しましたが、今回は、塗装工事という仕事の“魅力”にフォーカスしてご紹介します。
塗装には、防水・断熱などの「機能」だけでなく、**「色彩で心を動かす力」**があります。
外壁を落ち着いたベージュにしたら「気分まで穏やかになった」と言われたり、
屋根を明るめのグリーンにしたら「家が華やかになった」とご近所に褒められたというお客様も。
色の選び方ひとつで、住む人の気持ちにまで影響を与えられる。
そんな“プチ心理術”のような面白さも、塗装の大きな魅力です。
塗装で使用する塗料には、実にさまざまな種類があります。
シリコン塗料
フッ素塗料
無機塗料
遮熱塗料
断熱塗料
光触媒塗料
それぞれの特性や価格、耐用年数、下地との相性など、知識を深めれば深めるほど、現場対応力も上がるのが塗装の世界。
お客様に対して「この家にはこの塗料がいいですよ」と自信を持って提案できると、信頼も高まり、リピーターにつながります。
塗装工事は、新築よりもむしろリフォーム需要がメイン。
築10年を超えた住宅が増え続けるなかで、塗装のニーズはむしろ増加傾向にあります。
また、景気に左右されづらく、定期的に必要とされる工事でもあるため、長期的な仕事としても安定性があります。
塗装業界は、若手のセンスと、ベテランの技術が共存する現場。
新しいデザインやカラー提案が得意な若手と、現場の細かい納まりや調整に強いベテラン。
それぞれの得意分野を活かしながら、刺激を受け合えるのが、この業界の良さです。
建物の寿命を延ばす“守る力”、そして住む人の心を明るくする“彩る力”。
塗装という仕事は、単なる施工にとどまらず、**人の暮らしをよりよくすることができる“社会貢献型の仕事”**でもあります。
これからも私たちは、一件一件の工事に誠意をこめ、建物も人も美しく彩っていきたいと思います。
次回もお楽しみに!
弊社は北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っております。
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
有限会社伊藤塗装店では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく
ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
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有限会社伊藤塗装店、更新担当の富山です。
今回は、私たち塗装業者が日々感じている「塗装工事のやりがい」についてお話ししたいと思います。
塗装工事と聞くと、ただ「色を塗るだけ」という印象を持たれる方も多いかもしれません。
ですが実際には、塗装は建物の命を守る大切な工程。そこには、現場でしか得られないやりがいや誇りがたくさん詰まっています。
塗装工事は、外観の変化がはっきり目に見える工事です。
施工前後の違いが分かりやすく、「こんなに綺麗になるんだ!」という驚きや喜びの声を直接いただけるのが、この仕事の一番のやりがいです。
あるとき、お年寄りのお客様から「家が見違えるように明るくなって、毎日が楽しくなったよ」と言われたときは、本当に嬉しかったですね。
塗装工事は1人では完結できません。足場職人、下地処理担当、養生作業、吹き付け・ローラー作業など、多くの職人が一体となって工事を仕上げていきます。
天候に左右される現場も多く、スケジュール管理や段取りが非常に重要。
それだけに、無事に現場が終わり、みんなで「よくやった!」と笑い合える瞬間は格別です。
外壁塗装や屋根塗装には、単に色を塗るだけでなく、**建物の劣化状況を見極める“診断力”と、下地の痛みを直す“補修技術”**が欠かせません。
たとえばクラック(ひび割れ)処理、チョーキング(白い粉)の確認、苔やカビの除去など、塗装前の下準備で完成度が大きく変わるのです。
このような専門的な作業をこなせるようになると、「ただの職人」から「技術者」へと自分がレベルアップしている実感が持てます。
私たちが塗った建物は、数年~10年以上、町の風景として残り続けます。
「この建物、俺が塗ったんだよ」と家族や仲間に話せる、そんな誇らしい瞬間もあります。
塗装という仕事は、“ものづくり”の中でも非常に視覚的で、技術がカタチとして残る仕事です。そこに、大きな達成感と自己肯定感を得られるのです。
次回もお楽しみに!
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前回は「塗装と環境」のお話でしたが、今回は「これからの塗装業はどうなっていくの?」という未来の話をしていきます。
技術も働き方もどんどん変わっている塗装業界。少し先の未来を、いっしょにのぞいてみましょう!
まずは「塗料」の進化。今は、ただ色を塗るだけじゃなく、いろんな“機能”を持った塗料が登場しています!
✅ 注目の塗料たち
セルフクリーニング塗料:雨が降ると勝手に汚れが落ちる!
遮熱塗料:夏の暑さをカットして、電気代も節約!
光触媒塗料:空気をキレイにする効果も!
ちょっと高価だけど、長持ちしてメンテナンスの手間も減るから、お客さまにも人気が出てきています。
最近では、塗装業にもデジタルの波がやってきています。
🛸 ドローンで屋根や壁の調査:職人が危ない場所に登らなくてもOK!
🖼️ カラーシミュレーション:お客様の家の写真に色を当てて、仕上がりを事前にチェック!
📱 アプリで進捗管理:現場ごとの進み具合や材料の使用量もスマホで確認!
これまで「勘」と「経験」が頼りだったところに、データと見える化が入ってきて、若い人も働きやすくなっています。
どの現場でも言われていることですが、塗装業も職人さんの高齢化が進んでいます。
だからこそ、
軽くて使いやすい道具を使ったり
作業しやすい現場環境を整えたり
わかりやすいマニュアルを作ったり
「若い人でも、未経験でも始められる」塗装の仕事を、業界全体で目指しています。
未来の塗装は、見た目をきれいにするだけじゃなく、
☀️ 省エネ住宅を支える
🌎 CO₂を減らす手助けをする
🏡 空き家を再生して街を元気にする
そんなふうに、社会を前向きに変えていくお仕事になっていきそうです。
技術が進化して、働き方も多様になって、これからの塗装業は**「楽しくて、やりがいがあって、人に喜ばれる仕事」**として進化していきます。
「職人の世界って厳しそう…」というイメージも、だんだん変わっていくはずです。
これから塗装業に入る方、すでに働いている方、そして塗装を頼もうと思っている方、みんなが笑顔になれる未来を、一緒につくっていきましょう!
次回もお楽しみに!
弊社は北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っております。
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
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今回は、私たちの仕事「塗装工事」が関わる“環境”のことについて、お話ししていきます。
「塗装って建物をきれいにするだけでしょ?」と思われがちですが、実は自然環境や地域との関わりもとても深いんです。
昔と比べて塗料や作業方法もどんどん進化していますが、その背景には「環境への配慮」という大きなテーマがあります。
塗料には“溶剤”と呼ばれる揮発性の成分が入っていて、乾くときに空気中にガス(VOC)が出るものがあります。これが多すぎると、大気汚染や体への影響も心配。
昔は強いシンナー臭がする塗料も多かったのですが、今は**「水性塗料」や「低VOC塗料」**が主流になりつつあります。においも少なく、環境にもやさしい。
✅ 工夫されていること
風の強い日は作業を避ける
養生シートでしっかり飛散防止
外で作業するときはご近所へ事前にご挨拶!
塗装の現場では、空になった塗料缶や養生シート、ローラーなど、けっこうな量の廃材や洗浄水が出ます。昔は“捨てるだけ”だったかもしれませんが、今はそうはいきません。
今は、**「塗料の残りを固めて可燃ごみへ」とか、「洗い水は処理してから排水」**といったルールがきちんと整備されていて、業者側も意識が高まっています。
塗装工事は外壁や屋根を扱うことが多いので、作業音やにおい、足場の設置などがご近所に影響を与えることもあります。
そんなときに大事なのが、
💬「ひとことの声かけ」や「丁寧な説明」。
環境って、自然のことだけじゃなくて、「人との関係」も含まれるんですね。
塗装業って、ただペンキを塗るだけじゃなく、空気・水・地域社会にまで配慮しながら仕事をするお仕事なんです。
次回は、「じゃあこの先、塗装の仕事ってどう変わっていくの?」という**“未来”の話**をしていきますね!
次回もお楽しみに!
弊社は北海道浦河郡を拠点に塗装や防水、不動産業を行っております。
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
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皆さんこんにちは!
有限会社伊藤塗装店、更新担当の富山です。
さて今回は
ということで、今回は、現在人気のある塗料とその特徴、メリット・デメリット、選び方のポイント について詳しく解説します♪
建物の外壁や屋根の塗装は、美観の維持だけでなく、耐候性や防水性を高め、建物の寿命を延ばす重要な役割 を果たします。
塗料の種類によって耐久性や機能が大きく異なるため、目的に応じた適切な塗料選びが重要 です。
近年の塗料は、耐久性・省エネ効果・環境配慮 などの観点から進化しています。特に人気の塗料として、以下の種類が挙げられます。
特徴:現在、最も広く使用されている塗料で、耐久性・コスト・性能のバランスが良い ことが人気の理由です。
✅ 耐候性が高く、紫外線・雨風による劣化を抑える
✅ 価格が比較的安く、コストパフォーマンスに優れている
✅ 防汚性・防水性も適度にあり、一般住宅に最適
おすすめの塗料:
デメリット:
適した用途:
特徴:高耐久で、汚れに強く、メンテナンスの手間を大幅に減らせる塗料です。
✅ 耐候性が非常に高く、15年以上持つため塗り替え回数を減らせる
✅ 汚れに強く、美観を長期間維持できる
✅ 防カビ・防藻性があり、湿気の多い地域にも適している
おすすめの塗料:
デメリット:
適した用途:
特徴:無機成分(鉱物やガラス成分)を含み、最も耐久性が高い塗料 です。
✅ 紫外線や雨風による劣化がほとんどなく、20年以上持つ
✅ セルフクリーニング機能(親水性)があり、汚れが付きにくい
✅ 耐火性・防藻・防カビ性能が非常に高い
おすすめの塗料:
デメリット:
適した用途:
特徴:太陽光の熱を反射・吸収し、夏場の室温上昇を抑える環境配慮型の塗料。
✅ 屋根や外壁の表面温度を10~15℃低減
✅ エアコンの使用量を減らし、省エネ効果が高い
✅ ヒートアイランド対策にも貢献
おすすめの塗料:
デメリット:
適した用途:
特徴:環境にやさしく、臭いが少ない塗料として注目されている。
✅ VOC(揮発性有機化合物)が少なく、安全性が高い
✅ 施工時の臭いが少ないため、住宅や学校などの使用に適している
✅ 最近は耐久性も向上し、シリコン・フッ素並みの性能を持つものも登場
おすすめの塗料:
デメリット:
適した用途:
✅ コストと耐久性のバランスを考える(シリコンが標準、長持ちさせたいならフッ素・無機)
✅ 建物の環境や気候条件に適した塗料を選ぶ(高温地域なら遮熱、湿気が多いなら防カビ)
✅ メンテナンスの頻度を考慮する(無機やフッ素なら塗り替えの回数を減らせる)
✅ 施工業者の実績や信頼性を確認する(適切な施工が塗料の性能を最大限引き出す)
✅ シリコン塗料はコスパが良く、現在の主流
✅ フッ素・無機塗料は高耐久で、長期間のメンテナンスコストを削減
✅ 遮熱・断熱塗料は省エネ効果が高く、環境にも優しい選択肢
✅ 塗料選びは、用途・耐久性・コストを総合的に考慮することが重要
建物の特性やライフプランに合わせた最適な塗料を選び、美観と耐久性を両立させましょう!
次回もお楽しみに!
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
有限会社伊藤塗装店では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく
ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
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さて今回は
ということで、今回は、塗料ごとの耐久性と塗り替え時期、劣化のサイン、適切なメンテナンスのタイミング について深掘りして解説します。
住宅やビルの外壁・屋根は、紫外線や風雨、気温変化による影響を受け続けています。そのため、適切なタイミングで塗り替えを行うことが、建物の美観を保ち、長寿命化につながる重要なポイント です。
しかし、使用する塗料の種類によって、塗り替えが必要な時期は異なります。
外壁や屋根の塗装は、単なる見た目の問題だけでなく、防水性や断熱性を維持し、建物を守る役割 を果たしています。放置すると、ひび割れや雨漏りにつながり、修繕費用が高額になる可能性があります。
✅ チョーキング現象(白い粉が手につく) – 紫外線による塗膜の劣化のサイン
✅ 色あせや変色 – 美観の低下だけでなく、防水性能の低下が懸念される
✅ ひび割れ(クラック) – 雨水が侵入し、構造の劣化を引き起こす原因に
✅ 塗膜の剥がれや浮き – 建物の内部に水が入り込み、腐食やカビの原因となる
✅ カビ・コケの発生 – 防水機能の低下により湿気が蓄積しやすくなった状態
これらの兆候が見られた場合は、塗り替えを検討する時期です。ただし、使用する塗料の種類によって、劣化のスピードや適切な塗り替えタイミングが異なります。
アクリル塗料は、かつて主流だった塗料ですが、耐久性が低いため、近年ではあまり使用されなくなりました。 価格が安いことがメリットですが、紫外線や雨風による劣化が早く、頻繁な塗り替えが必要 です。
塗り替え時期の目安
✅ 5~7年で劣化が進むため、早めの塗り替えが推奨される
✅ 色あせやチョーキング現象が発生したら、塗り替えを検討
✅ 短期間でのメンテナンスが必要なため、長期的なコストは割高になることも
ウレタン塗料は、柔軟性があり、密着性が高い塗料 です。耐久性は中程度で、外壁だけでなく、木部や鉄部にも使用されることが多いです。しかし、最近ではシリコン塗料の性能向上により、選ばれることが少なくなっています。
塗り替え時期の目安
✅ 8~10年で劣化が進むため、定期的なメンテナンスが必要
✅ チョーキング現象が発生し始めたら塗り替えを検討
✅ シリコン塗料と比べると耐久性が低く、コストパフォーマンスはやや劣る
シリコン塗料は、現在最も一般的に使用されている塗料 で、耐候性・防汚性・耐久性に優れています。コストと性能のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れた塗料 として広く選ばれています。
塗り替え時期の目安
✅ 10~15年で塗膜が劣化し始めるため、定期点検を行う
✅ 色あせやコケの発生が見られたら塗り替えを検討
✅ 価格も手頃で、長期的なメンテナンスコストを抑えられる
フッ素塗料は、非常に高い耐久性を持ち、汚れに強く、美観を長く保てる塗料 です。高層ビルや橋梁などでも使用されるほどの強度があり、メンテナンスの回数を減らしたい人に最適 です。
塗り替え時期の目安
✅ 15~20年と長期間持続するが、費用が高め
✅ 住宅の外壁や屋根に使用することで、長期的な維持費を削減可能
✅ 耐候性に優れ、雨風や紫外線に強いが、初期コストが高い
無機塗料は、鉱物やセラミックを主成分とし、耐候性・耐汚染性に優れた高耐久塗料 です。最も耐久性が高く、長期的な塗装メンテナンスの手間を大幅に削減 できます。
塗り替え時期の目安
✅ 20~25年の長寿命で、塗り替え回数を減らせる
✅ 防汚性が高く、汚れが付きにくいため、見た目が長期間美しく保てる
✅ 価格は高いが、長期的に見ればコストパフォーマンスが良い
塗装の寿命を延ばすためには、定期的な点検と簡単なメンテナンスが重要 です。
✅ 定期的に外壁をチェックし、チョーキング現象やひび割れを早期発見
✅ 水洗い(高圧洗浄)で汚れやカビを取り除き、塗膜の劣化を防ぐ
✅ 日当たりや風通しを考慮し、湿気が溜まりにくい環境を整える
こうしたメンテナンスを行うことで、塗料の性能を最大限に引き出し、塗り替えのサイクルを適切に管理 することができます。
✅ アクリル・ウレタンは低コストだが、耐久性が低いため頻繁な塗り替えが必要
✅ シリコン塗料が最も一般的で、コストと耐久性のバランスが良い
✅ フッ素・無機塗料は耐久性が高く、長期間メンテナンスを減らせるが、初期費用が高い
✅ 適切なメンテナンスで、塗料の寿命を延ばし、トータルコストを抑えることが可能
塗装の種類と耐久性を理解し、最適な塗料を選ぶことで、美しい外観と建物の寿命を守りましょう!
次回もお楽しみに!
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
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さて今回は
ということで、
塗装業界で成功するために欠かせない「鉄則」を深掘りし、職人としての心得、施工のポイント、経営の視点までを詳しく解説します♪
塗装業は、建築・自動車・工業製品など、多岐にわたる分野で重要な役割を果たしています。単なる「色を塗る仕事」ではなく、塗膜による防水・防錆・耐久性向上といった機能を担い、建物や製品を長持ちさせる専門技術が求められます。
しかし、塗装業界には競争が激しいという現実もあります。高品質な施工、適切な価格設定、顧客満足度の向上ができなければ、長期的に成功するのは難しいでしょう。
塗装の品質は、**「下地処理で8割決まる」**と言われるほど、下地の状態が重要です。どれだけ高品質な塗料を使っても、下地が適切に処理されていなければ、すぐに剥がれたり、ひび割れたりします。
✅ 高圧洗浄・ケレン作業(研磨)を丁寧に行う
✅ 古い塗膜や汚れ、サビを徹底的に除去する
✅ 下地に合わせた適切なプライマー(下塗り材)を使用する
特に、鉄部の塗装ではサビ取りを怠ると、すぐに再発してしまうため、**電動工具を使ったサビ落とし(ディスクサンダー・ワイヤーブラシなど)**が必須です。
一般的な建築塗装では、三度塗りが基本です。
1️⃣ 下塗り(プライマー・シーラー・フィラー):密着性を高める
2️⃣ 中塗り(仕上げ塗装の1回目):塗膜の厚みを確保
3️⃣ 上塗り(仕上げ塗装の2回目):色ムラをなくし、耐久性を向上
「一度塗ればいい」という考えは絶対にNG。手を抜けば、すぐに塗装が剥がれ、クレームにつながります。
塗装は気温・湿度・風の影響を大きく受けるため、環境に応じた対策が必要です。
✅ 気温5℃以下・湿度85%以上では塗装しない(乾燥不良の原因)
✅ 強風時は飛散防止ネットを使用(近隣への迷惑防止)
✅ 直射日光を避け、早朝・夕方の涼しい時間帯に施工(塗料の乾燥を均一にする)
塗料の品質を保つために、適切な管理を徹底することが大切です。
✅ 塗料は適正な希釈率で使用する(シンナー・水の分量を守る)
✅ 開封した塗料は密閉保存し、使い切る
✅ メーカーの推奨施工条件を厳守する
希釈率を間違えると、塗膜が薄くなり、剥がれやすくなるので注意が必要です。
塗装の仕上がりを左右するのが、「均一な塗膜を作る技術」です。
✅ ローラー・刷毛の使い分け:広い面はローラー、細かい部分は刷毛
✅ 一定のスピードで塗る:ゆっくりすぎるとムラになりやすい
✅ 重ね塗りの方向を変える:一回目と二回目で塗る向きを変えるとムラが減る
職人の経験と技術が問われるポイントです。
塗装業は「腕が良ければOK」ではなく、お客様や近隣住民への配慮も重要です。
✅ 挨拶・礼儀を大切にする(「お世話になります」「本日もよろしくお願いします」)
✅ 現場を整理整頓し、養生を丁寧に行う(塗料の飛散防止)
✅ 作業前後の説明をしっかり行う(「今日はここまで仕上げます」など)
信頼関係を築くことで、リピートや紹介につながるため、接客の意識を持つことが成功の鍵となります。
✅ 施工後の点検・フォローを行う
✅ 万が一のクレーム対応は迅速に行う
✅ 定期的なメンテナンス提案をする(塗り替えの目安を伝える)
「塗ったら終わり」ではなく、長期的な関係を築くことが、優良業者の鉄則です。
✅ 相場より安すぎる見積もりは危険(手抜き工事の原因になる)
✅ 必要な工程を省かず、品質に見合った価格を提示
✅ お客様に「なぜこの価格なのか」を納得してもらう説明をする
安さだけを追求すると、手間を省いたり、粗悪な塗料を使うことになり、結局クレームにつながるので注意が必要です。
✅ 職人を大切にし、働きやすい環境を作る
✅ 技術を次世代に伝える(若手の育成)
✅ チームワークを重視し、施工品質を統一する
良い職人がいなければ、良い塗装はできません。職人同士の信頼関係も大切にしましょう。
塗装業界で成功するためには、技術・品質・信頼・経営のすべてをバランスよく守ることが鉄則です。
✅ 「下地処理」を徹底し、塗膜の耐久性を高める
✅ 塗料の管理と環境を考慮し、高品質な施工を行う
✅ お客様と信頼関係を築き、丁寧な接客とアフターケアを重視する
✅ 適正価格を維持し、長期的に利益を確保する
これらの鉄則を守ることで、高品質な施工を提供し、長く愛される塗装業者を目指しましょう。
次回もお楽しみに!
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
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さて今回は
ということで、今回は、塗装工事の歴史とその背景について深く掘り下げて解説します。
塗装工事は、建物や構造物の外観を美しく保つだけでなく、素材の保護や耐久性の向上、防水・防錆効果を持たせるなど、多くの重要な役割を果たしています。その歴史は古く、紀元前の文明から現代に至るまで、技術の発展とともに進化してきました。
塗装の起源は、先史時代にまでさかのぼります。人類が洞窟に絵を描く際に使用した天然顔料(黄土、赤土、木炭など)が、最初の塗装と考えられています。代表的な例として、フランスの「ラスコー洞窟壁画」(約1万7000年前)があり、壁面に動物や人間の姿が描かれています。
これらの壁画は、単なる芸術表現だけでなく、魔除けや信仰の対象としても使われました。また、自然環境から住居を保護するため、壁や柱に塗料を施す技術も生まれていきました。
紀元前3000年頃のエジプト文明では、ピラミッドや神殿の壁画に彩色が施されました。エジプトの壁画には、鉱物由来の顔料(ラピスラズリ、酸化鉄、炭素黒など)が使用され、現代まで色鮮やかに残っています。さらに、建築物の木材や石材に天然樹脂や油脂を塗布し、防腐や防水の目的で活用されました。
メソポタミア文明では、粘土レンガの表面に「釉薬(ゆうやく)」を施し、焼成することで耐久性の高い建材が作られました。バビロンの「イシュタル門」(紀元前6世紀)は、青色の釉薬タイルで装飾された代表的な建築物です。
中世ヨーロッパでは、教会や城の壁画装飾にフレスコ画技法が用いられました。特にルネサンス期(15~16世紀)には、ミケランジェロの「システィーナ礼拝堂の天井画」など、漆喰を塗った壁に水溶性顔料を塗布する技術が発展しました。
また、木材や鉄製品の保護を目的とした塗料が開発され、亜麻仁油を主成分とするオイルペイントが広まりました。この塗料は耐久性が高く、建築物や船舶の防水・防腐対策として使用されました。
日本では、飛鳥・奈良時代(7~8世紀)に仏教建築とともに塗装技術が発展しました。漆(うるし)を使った塗装は、木材の防腐と美観の向上を目的とし、仏像や社寺建築の装飾に多用されました。奈良・東大寺や京都・清水寺などの歴史的建築には、鮮やかな朱色の塗装が施され、今日でもその技術が受け継がれています。
また、城郭建築では、防火・防水のために「漆喰塗り」が広く用いられました。姫路城の白壁は、漆喰による塗装技術の優れた例です。江戸時代(17~19世紀)には、町屋や武家屋敷の外壁塗装にも漆喰やベンガラ(酸化鉄を主成分とする赤色顔料)が使用されました。
18~19世紀の産業革命により、建築技術が大きく進化し、塗装技術も飛躍的に発展しました。特に以下の要素が塗装業界に影響を与えました。
日本でも、明治時代(19世紀後半)に西洋建築が広まり、塗装技術が本格的に発展しました。政府主導で鉄道や工場の建設が進み、防錆塗料や防水塗装の需要が高まりました。
20世紀後半になると、科学技術の進歩により、環境対応型の塗料や高耐久塗料が開発されました。例えば、以下のような塗料が広く使用されています。
また、断熱性や遮熱性を持つ機能性塗料も登場し、エネルギー効率の向上に貢献しています。
現代の塗装工事は、高圧洗浄機やローラー、スプレーガンを使用した効率的な施工方法が確立されました。一方で、環境負荷の低減や職人不足といった課題もあり、ロボット技術やAIを活用した自動塗装技術の開発が進められています。
塗装工事は、古代の壁画や宗教建築から始まり、産業革命を経て現代の高度な建築技術と融合しながら進化してきました。
今後も、塗装工事は持続可能な建築技術として進化し続け、社会の安全と快適性を支えていくでしょう。
次回もお楽しみに!
『現状で塗装が必要なのか?また必要であれば、何処に何をどの程度やった方がいいのか?』
不明な点は多いかと思います。
有限会社伊藤塗装店では、お客様へ十分に検討いただけるよう分かりやすく
ご説明いたしますのでお気軽にお問い合わせください。