社長の伊藤です。
前回の投稿から約3週間が経ち、影響はさらに拡大し、各所で騒がれるようになってきました。
「目詰まり」という言葉が、今年の流行語になりそうな勢いです💦
現場の感覚としては、前倒し発注の影響もかなり大きいと感じています。
実際、当社でも普段以上に在庫を抱えています。
供給不安が懸念される中、3月の段階から早めに資材確保に動き、通常より先の工事分まで押さえざるを得ませんでした。こうした動きは当社に限らず、多くの業者で起きていたはずです。
その結果、いわゆる“川中”の流通部分に例年以上の注文が集中し、処理しきれずパンクしてしまったのではないかと考えています。
政府は「目詰まり」と表現していますが、これは単に川上(原料側)の問題だけでなく、川下側の大量発注も重なった結果だと思われます。その真ん中にいる川中は、原料は入ってこない一方で注文は殺到するという、完全な板挟み状態。これでは対応にも限界があります。
そして4月に入り、受注制限や停止がさらに広がり、現在に至っています。
この競争に出遅れた業者さんの中には、すでに在庫が尽きているところもあるでしょう。
例えるなら「限定100名の列に101人目として並んでも買えない」ような状況です。
こうした中、日本ペイントからは
「公平性確保のため、過剰な発注については注文キャンセルや数量削減をお願いする」との連絡もありました。
ただ、この影響は非常に広範囲に及んでおり、今後どこまで波及するのか予測がつきません。備えにも限界があります。
だからこそ、今できることを一つ一つやるしかない。
そして同業者同士での協力も、これまで以上に重要になってきます。
実際に、ウレタンシンナーと塗料シンナーを物々交換したという話も聞きました。
材料が少し足りないというのは、現場ではよくあることです。
限界はありますが、お互いに助け合いながら、「お互い様」の精神でこの状況を乗り切っていければと思います。